【書評33冊目】「深読み」読書術(白取春彦)

【書評33冊目】「深読み」読書術(白取春彦)

こうぼーいです(@kouboy999) 

単なる読書ではなく「身につく読書」。それも圧倒的な量をこなすコトに重点をおく。

自分をもっと高める為に脳の興奮を利用したい。本は私たちに実体を教え様々な知を得て

洞察力を高めるのに最適である。また、何度も見返すコトが出来て発見に繋がる。

そんな感じのオールマイティーな読書術を本書では示してくれる。

では、ポイントを見ていこう。


書物で得た知識は立体的、あるいは生物的。
➡︎過程というかプロセスが書いてあるので関係性を見てとれる。

どんな知識でも有機体のように様々な知識や事象と繋がっている。
例えるなら、木の枝や葉の理解だけでなく、幹や周りの事も一緒に理解しておくと早く深く身につく。

本から得た知識はその本からの知識として考え絶対視してはならない。

読書をすると世間に埋没していては見えないものが見えてくる。

本で書かれている事は当たり前でない事、世間で考えられているものとは違う事が書かれている。

本を読む事で、論の展開していく大きな流れをその本から学べて図形を使ったイメージでも表せる。
➡︎イメージを描ける程に内容や論の展開を理解していれば
その本を自分なりに要約するのは難しくない。

本を読まない人は、次第に自分なりに考える事がなくなり、考える事が苦手になり、自分の意見を
自分の言葉で伝える事が出来なくなっていく。
➡︎つまり、自分の考え主張が伝えられなくなる。(整理出来ない、まとめられないから)

人は結論でなく、理由によってだまされるのである。

書いてある内容に関して、「これは本当に事実に合っているだろうか?」という疑問を持ち調べる事は
たとえ結果的に間違っていなかったとしても、無駄ではない。自分で疑問に持ち調べた事は
学校の勉強よりもよっぽど自分の為になり、身につくものだ。

多読の効用は、何冊もの本を読む事で、今まで常識と思っていたものが偏見であったとわかる事。
そして自分の脳を刺激してくれる。自分で考えるように。

疑問を持つからこそ、本を読む。要するに本に自分の質問をぶつけているのだ。

人はストーリーがあると覚えやすい。自分の中に残りやすい。
ロールプレイングゲームもストーリー快感を利用、応用したもの。

テレビは人によってはとても楽なもの。なぜなら自分の考えなしにテレビが情報や判断を
一緒に運んできてくれるからだ。受け取る側は楽だ。自分で考える必要がないから。
でも、その判断をどう受け取るかは自分で判断できる。
テレビも受け取り方次第で効果が変わるものだ。

情報はいくら集めても知識は超えられない。(知識は情報の先にある)

情報は個人に属することなく、反対に知識は個人に属する。
情報は質も量も安定している。知識は安定していない、個人の手が加わったものだ。

読書で大事なのは
①書物の主張、結論が何であるかはっきり知る事。
②その根拠を押さえる
③その前提となっているものを押さえる

読み取る力をさらに強くするには、自分の目的や疑問をはっきりさせる事。
その方法は紙やノートに文章で明確に記しておく事。

知恵は、その知識と知見の積み重ねから醸成されてくる。


全体的:★★★★☆
読みやすさ:★★★★☆
分かりやすさ:★★★★☆
実行可能か:★★★★☆
個人的な評価です

よくまとめられている本だと思います。

レビューが高いのも納得ですな〜。本を読む事に対してコツや意味などをしっかりと伝えてくれます。

この本は、読書好きには欠かせないエッセンスが包まれていると思います。

難しい本ではないと思うので気軽に読んで見るといいと思います。

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